アラサー女子の"だから私はBLが好き"Vol.3「自分を自分が一番好きでいること」
前回のおさらいは下記記事より.....
「みんなとは違う」かもしれないけど、それも自分として愛していくこと
小学校から振り返って、自分はなぜBLが好きなのか?をたどりました。
結論は「自分の中の男性が男性を好きだから」に落ち着いてます一旦は!笑
最初はこういう背景でBL(ボーイズラブ)が好きだから、映画「性別がない!」もすごくすーーーっと入ってきたというか、もっとちゃんと「性」について学びたいと思ったのか?と思ったりしちゃっていたんですが。
※BL漫画やアニメと現実的なセクシャルの話を同一視するのが不快な方には誤解を生んでしまったら申し訳ありません。非現実的にとらえているとかでは全くないです。
安易な考えとかではなくて、私自身自分が女性でありながら「これは女性として普通の感情なのかな?」とよくわからない感情を持ったことがあったというのを元になんだかすごく身近な気がしたというか。
でもよくよく考えて思ったのは、「人と違うかもしれない」「普通とされている事から外れている」と感じた時の不安だったりに共感できたからこそ、寄り添いたいとか私に出来る事があるならしたいと思ったんだと気付きました。
なので、最近知った言葉(遅くてすいません;;)でいうと「アライ(Ally)」なんじゃないかなと。最初みた時、どういう意味か全然わからなくて、それこそ私苗字が荒井なんで、なんか運命勝手に感じたりしたくらいで(笑)
下記記事からの一部引用で、アライについて説明。
アライという言葉が輸入される以前は、専ら「フレンドリー」と言ってました。LGBTフレンドリーな人、フレンドリー企業、といった使い方です。「フレンドリー」は、「差別しません、友達です」くらいのニュアンスですよね。レインボーフラッグを掲げてくれたりとか、そういうイメージです。
「アライ」は「フレンドリー」よりさらに一歩進んで、より積極的に支援してくれる人、もっと言うと、LGBTの社会的地位向上や権利擁護、平等の達成、ホモフォビア(同性愛嫌悪)やトランスフォビアをなくする運動に協働してくれる人、という意味になります。
アライになるためにどうする?LGBTを支援するとは何か [セクシュアルマイノリティ・同性愛] All About
ただ、その部分だけの権利主張をするのはどうなのか?といった意見に関しても、わかる部分があります。もちろん生きてきた環境もあれば、人による価値観や長年の常識も違う中で、完全に共感して寄り添ってほしいと言えないこともわかっています。
知らないものに関して拒否反応が出てしまう人だってたくさんいるので。
大半の人が、どっちでもない、そこまで興味ないしどっちでも自分たちに関係ないよね?っていう意見だと思ってます。でもそれはそれでいいのかなと。
ただそういう人に関しては、何も知らない中で簡単にどこかの意見に安易に同調しないでほしいなということくらい。「無知」が一番怖いとおもってます。
過度に保護したいとかではなく、不安になったり辛くなったときに頼れたり、飛び込める存在でありたいなということ。
離れていく人がいると同時に、支えてくれる人もいるということ
前回の記事に書きましたが、彼氏と、彼氏と関係のある男性と3人で食事に行ったときの話を友人にしたことがありました。
「ごめん結構びっくりしてる。やめたほうがいいよ。友達でいるの考えるレベルだよ」
って言われた事があったんです。
その時はさほど気にしていなくて「そりゃそうだよな、こんな反応だよなぁ」と思っていたので、「まあそんなこともあっただけだし!」って流して終わったんですけど、今になって思うのは、あの時すごい真剣に好きな子が出来ていて、もしそういう言われ方をしていたら、きっと「じゃあごめん、私あなたと友達でいることやめるね」って言ってたと思うんです。
友達って何?って話になっちゃうかもしれないんですけど、、、
そういう生き方が幸せだって思ってるのに、それを応援してくれない人と仲良くしなきゃいけないとしたら絶対に自分に嘘をつかなきゃいけないタイミングがやってくる。
世の中、ついたほうがいい嘘もたくさんあることは知ってます。
でも自分じゃない自分になるための嘘で繋がる友情は、きっといつかどこかで簡単に壊れてしまうに決まっている。
逆にこの話をして、萌がいいなって思ってしてることならとめないけど、嫌な気持ちになったり何か我慢しなきゃいけなくなって辛くなってるならいいなよ?と言ってくれた友人もいました。
「嫌われたくない」ってよく小さい頃は思ってました。その結果、萌は八方美人だねって言われることもすごくあった。それでもイジメに同調することは絶対しなかった。だってこうあるべきだ、いけないんだってわかってる自分の気持ちに嘘をつくのは嫌だったから。
小学校の頃のランドセルも私は学校で1人茶色でした。茶色がかわいいんだ!っていう理由で選んだ母には感謝してます(笑)
学校では、女のくせにうんこ色のランドセル背負ってるって散々バカにされました。いっつも通学路では男の子にうんこ色って叫ばれたりしてたなぁw
でも男の子は黒で、女の子は赤っていう校則なんてないわけで。。絶対的に母が選んでくれた茶色を私自身かわいいと思ってたので、何の根拠もなくうんことかいってバカにしてんじゃねえよ?って。笑
なので、ランドセルに傷をつけられたときは、それはもうすごい勢いで男の子にぶちキレて、その子の母親に謝罪しに来させました(--)そんな戦いがあったわけですが、茶色選べるなんてうらやましいって言ってくれる女の子もいたし、反論してくるやつはちゃんとした理由づけしてこいよって幼いながらにきっと思ってた(笑)
自分で自分を愛するために私が出来ることをしたい
万人に好かれることなんてもう気にしなくていいやって思った時から、すごい心が軽くなったなと。勿論それはこの広い社会にふれるようになったからであって私も正直ほんとにそう思えたのは大学くらいからで、きっと家と学校が全てのような学生生活の時はそう簡単に思えないかもしれない。
だからそういう人たちのよりどころになれたらなとも思う。ので、学校教育における先生に向けたLGBT関係の知識教育とかもすごく興味があります。もともと心理学をちゃんと学んでみたいと思っていた事もあり心のケアに関しても出来たらいいな。
新宮町、小中学校の教員300名に向けてLGBT研修。
— ぴーすけ 🏳️🌈LGBT教師 (@peacek_ftm) August 20, 2018
このLGBT研修が教員に対して行われることで、
傷つく生徒が減るよね。
教員のLGBTへの認識が生徒の心を救うと思ってる。
@RainbowSoup1 https://t.co/SYDCSiWB5h
こういう取組は素敵だなと。
同性婚でのオリジナルウエディングがやりたいなぁ。パートナー式でもいいし、自分たちらしいオリジナルプランで。式をあげたいと思う人がどの程度いるか分からないけど、そこまでの準備や式後の手続きとか全部含めてマルッと相談出来ちゃうようにしたい。
— モエ@感性のカタチ化 (@takomh) August 18, 2018
NPOか色々みたけど、なんかしっくりこない..
先ほどのTweetをしていたぴーすけさんは、この私のウエディングについてのtweetから繋がれた方!引用リツイートで意見をくださっていてすごくうれしかった。
学校教育はもちろん、私が今ウエディング系のイベントのMCや、披露宴の司会の仕事をしている関係もあって、同性婚などのサービスをもっと拡充できないのかなと思っていて。
ただ、Twitter検索で#同性婚 とか #同性カップル で色々なつぶやきを見ていると、結婚式が出来るっていうのも大事だけど、そこは最終的な形の話であって、それより前の段階をもっと先にどうにかすべきって意見もあってすごく考えさせられる・・・・
でも一つ、結婚式があげやすくなることっていうのも大事だなと思ってるんだよなぁ。例えばあげられる挙式会場がどこか、どんなタイプであげられるのかをまとめたサイトを作るだけでもいいし、その場合に絡んでくる休暇申請の話だったり会社へのカミングアウトの話、法的な手続きの話などなど、ほんとはまるっと頼れるサイトがあったらいいのにって思う。
結婚式単体ならきっと、今の式場で事足りてしまうこともあるだろうから、そこを仲介する直で交渉したりっていう心労を少しでも軽減出来たらなと。
うまく話まとまらないんですけど、色々今はいろんな人のつぶやきを見てはwebで記事探してみたり。ちょっと基礎知識をいれるための研修受けたり、勉強も自分でしていかないとなと思ってます。なかなかNPO法人だとピンと来るのが少なかったかも・・・
勉強がてら性について法が進んでいたり、同性婚が最初に認められたというオランダにでもいってこようかなと思っています。
そういった情報交換も含めて、自分から行動していこうと思うので、もし共感していただけたり、当事者の方でこういうの欲しいっていう意見をよせてくれる方がいたら、TwitterのDMでもなんでもいいので、ご連絡頂けたら嬉しいです。
ふーーーーーーー!なんだか言いたいことまとまってたのかなって感じですが、
幸せな夫婦の笑顔ってもうほんと最高なんですよ(笑)
あ、これを見ていて結婚式挙げる方いらっしゃったら、ぜひ司会価格安くやるのでお申し付けくださいw
あ、私が「人と違うかもしれない」「普通とされている事から外れている」と感じた時の不安だったりに共感できたというのは、私自身がひどいアトピーに悩まされて毎日のように泣いていた時期があったからです。
この話はまた別記事で!
もえ