アラサー女子の”だから私はBLが好き”vol.2
↑ ヨネダコウさんの"どうしても触れたくない"
前回記事すこしおさらい★
すごくナチュラルにBL(ボーイズラブ)が好きになって今も疲れを癒してもらっているるのだけど、結構「え、もえってBL好きなの!?」とか「なんで好きなの??」と聞かれる機会が増えてきて、ふとなんでなんだろう?と。
当たり前すぎてその"なぜ”を気にしたことがなかったんだけど、
#性別がない を見てなんだかふと「あ、これかも」って思った答えが自分の中の男性が男性を好きだから、という理由だった。
言語化するとまだふわふわしてるけど、今までの過ごし方や人から変わってる、と言われたことを振り返りながらまとめてみている。
初回の記事(vol.1)はこちら↓
【中性】に憧れた高校時代
さてはて、不思議な妄想広がる女の園、女子高等学校へ晴れて進学。
高校では、何きっかけだったか忘れましたが、NANAが好きだったこともあったけどV系にはまっていわゆるバンギャデビュー!!!!
ここでもカワイイゴスロリより「かっこいい!」が良くて口と耳がチェーンでつながったピアスとか憧れた・・・❤ 髪型もアシンメトリ―で片方が長い感じにしてた。よく柄の靴下はいてて怒られてたな・・・・
V系だと当時は雅-miyavi-さんにはまってて、そこでのコミュニティも合わせて女性だけが平和とも限らないことを知った・・・(笑)
かっこいい、という見た目はもちろん、楽曲が好きだったのもあったけど
何より男性だけど女性っぽいというどちらともいえない「中性」への憧れが強かった。制服でもリボンじゃなくってネクタイに憧れて買ったこともあったなぁ女の子はリボンっていうのがあったから、女の子だけどネクタイっていう憧れ。
女子高に居た時はあんまりいわゆる妄想されるような「女の子同士の恋」みたいなものを感じた事はなかったけど、距離感だったり夏休みに入るからってぬいぐるみをくれる子がいたり、友情と愛情の中間的な近さはあったかもしれないなと今だから思う。
かっこよくいたい!って思ってたけど、高校にはほんとに男の子みたいなカッコイイ女の子がわんさかいて全然かなわず(笑)
クラスのミスミスターではミスとして出たわけだけど、
設定がどんぴしゃ・・・・!!!
女の子しかいない高校で女同士で学ラン来て学園物BL設定でミスミスターの出し物を!!!!
今思い出しても赤面・・・・・
お姫様だっこからのキスシーンの顔が近すぎて心臓とまるかと思った。
この27年間生きてきて一番ドキドキしたといっても過言ではない。笑
高校生時代も特に男性への魅力はあまり感じず・・・・
男子高校の学園祭いったりしたもののそこまでだった印象。進んでる子は合コン的な
事をして彼氏を作ってたけど、私は漫画で支えられていたw
当時は完全オープンで「BL好き!」と言ってなかったし、言う場面もなかったな。そんなこんなで大学に進学。
大学は結構まじめにただ学んでたんだよ!(笑)
付き合ってみたいなっていうのがなくはなかったので、お付き合いもした。
一度、付き合った人で男性で女性が恋愛対象だけど男性ともしたことがあるという人がいて、それ浮気じゃない?と友人に言われたこともあった。
恋愛感情があるわけじゃないって言ってるし、いいんじゃないのかなって受け止めてたというか、むしろBLが好きだったから抵抗もなく(BL好きとかいう問題じゃないかも)、むしろ「どんな男性としてるの?」という興味のが強かったかな(笑)
でも、好きじゃないけどしてるって思うと彼女いるのにセフレいるみたいな感じになっちゃうのかな・・・・ううむずい・・・
その相手が女性となると浮気なのかな、、、と思うと不思議である。(混乱)
当時、大半の女性の友人は「男と浮気されたら勝ち目なさすぎて辛い」っていってたけど、私は同性と浮気されるほうが負けた気がするから、彼氏に彼氏いるほうが全然よかったけど、それって男性同士への憧れがあるからなのか、、、?
なので、彼氏の彼氏ではないけど、その相手の男性と3人で食事をしたこともある(どういう心境なのかとよく問われるw)
全く嫉妬とか生まれなかったなぁ。むしろ私の大好きなBLの世界がこんな身近にあるなんて・・という若干の喜びに近い感情というか(すごい書いてて複雑というか伝え方が難しいです・・・・)
※彼氏よりその男性のがかっこよかったのも〇※
BLに惹かれる理由とは? 性別がない!という映画で気付けたこと
「なぜBLが好きなのか?」をまとめている記事で見かけたことのある
- 男性同士の恋愛を描くことで、女子たちは自分と完全に切り離して、客観的にストーリーを楽しむことができる
- 禁断の関係というのが萌える
といった理由もわかる。確かに女性として男性同士の恋愛を客観視してるというのもあるし、ハードルが高いからこそ一途さが際立っていい、など。
でもやっぱり、自分の中の男性的な気持ちの部分で男性との恋愛に憧れを抱いているという部分も少なからずあるんだよな~~~
それは女性として彼氏がほしいとかっていう男性との恋愛興味とは全く別で!
もちろん女性としての自分は好きだし、そりゃあ素敵な男性に出会えたら、、、
なんて王子を待ちたくなる気持ちも死ぬほどわかる。
(じゃなかったらイケメンとの2次元乙女ゲームやりまくってない・・)
しかし、かっこいい男になって、女の子みたいな華奢な男の子と付き合うのもいいよな~~とか妄想はするわけだ!男性としてのタチ願望あるのかな(・ω・)?笑
※同性愛でいう攻め側をタチというらしいのだ※
いや~~深い。答え出たと思って書き始めたのに、書いてたらまとまりきっていないことに気が付くという醜態!ww
でもここまで書けたというか、ややすっきりしたのは
という映画を見たというのが大きかった。
コンプレックスに感じたことはなけれども、なんでこういう気持ちを抱くんだろう?って自分の中でそこそこ不思議だったんだよね。
この映画で、シンプルかもしれないけど「女は女らしい要素しかない」とかそんなことないんだもんな、、、と思って。だから体も気持ちも女性だけど、男性的な気持ちがその中に内包されているってことなんだろうなっていう理解になった!
その中で体が女性だけど、やっぱり自分は男になりたいってなる人もいるだろうし。
私はそれでいうと男装願望かな!かっこいい男風にして女の子ドキドキさせてみたい・・・・・❤
体型的に私の理想男性象には近づけてないんだけど、男装喫茶とかすごいサイトみてる最近(笑)!!
BLが好きだから同性愛とかわかってる人ですわたし、っていうつもりはさらさらないけど、BLをエンタメとして楽しむ部分もありつつ、なんだかすごく身近に感じている部分もある。
LGBTという言葉が当たり前に聞かれるようになってきたけど、受け入れようとか応援しようって言葉はしっくりこなくて、、、、
映画を見て思ったけど、みんな同じ日常を生きているわけで、なんか受け入れようとかっていう表現もおかしくないか?って思ったり。
この映画を見て、自分の男性的な気持ちをすんなり自分の個性かな~なんて思えた気がするし、それこそ同性愛に限らず、人と違うということをまず自分自身で受け止めてあげられる環境って大事だなと。
マイノリティになることは確かに大変なことも多いかもしれないけど、10人中9人だからとその9人に合わせて息苦しい毎日を送る必要はない。
映画で思った一番はそこだったかな。
一生に一度、自分に嘘をついて自分自身を嫌いになることだけは避けたほうがいいと思う。
さて長くなった!笑
次回はここまでを踏まえて、「これがやりたいな」と思ったことを!
もえ